- アクセンチュアは英語ができないと入社できない？
- 英語ができないことで業務に支障が出るか不安…。
- 昇進するのにTOEICの点数が必要って本当…？
このような悩みの一助になるべく、本記事ではアクセンチュアにおける英語力の必要性について元社員目線でお伝えします。この記事を読むことで英語力に自信がない人でも安心してアクセンチュアの選考を受けられるようになるはずです。
目次
【結論】アクセンチュアに入社する時点で英語ができなくても問題ない
結論からお伝えするとアクセンチュアは転職や新卒入社時には英語ができなくても問題ありません。本章ではアクセンチュアで英語力が不要な理由をまずはお伝えしていきます。
- 入社時点ではTOEICの提出は不要
- 英語を使わないプロジェクトが多数
理由その【1】入社時点ではTOEICの提出は不要
Q. 英語力は重視されますか？
A. 募集職種によってはビジネルレベルの英語力が求められますが、全ての職種において入社時必要な条件ではございません。ご入社後に英語力を伸ばしたい方には、様々なトレーニングもご用意しています。引用元：アクセンチュア採用情報
アクセンチュアでは入社時点でTOEICの提出が必須ではありません。上記の通り、公式サイトでも提出不要と記載されてます。後述しますが、アクセンチュアでは社内トレーニング制度が充実しているため、入社時点でのハードルを下げているのでしょう。
理由その【2】英語を使わないプロジェクトが多数
アクセンチュア自体はグローバル企業ではあるものの、日本で行なっている業務は日本企業向けのコンサルティングが大半です。そのため、日々の業務は日本語が基本となります。
私自身、フィリピンやインドメンバとチャットコミュニケーションをしたくらいで英語を使う機会はほとんどありませんでした。とはいえ、アクセンチュアには日常的に英語を使うプロジェクトも数多くあるので英語ができる人の方が有利であることは間違いないでしょう。
アクセンチュアは入社時点でTOEICの提出が不要であることと、日本企業向けのプロジェクトが多くの割合を占めることから、転職や新卒入社時に英語ができなくても問題ない。
アクセンチュアで働く中で英語が必要になる場面
前章でアクセンチュア入社時点で英語ができなくても問題ない理由はお分かりいただけたかと思います。とはいえ、アクセンチュアで仕事をしていく中で英語が必要になってくる場面も出てくるので本章ではいくつかのケースを紹介します。結論、以下3つの場面です。
- 社内の学習サイト利用時
- お偉いさんのスピーチ時
- 昇進するタイミング
その【1】社内の学習サイト利用時
アクセンチュアのグローバル共通トレーニングは英語で提供されてます。また、トレーニングだけでなく社内のナレッジも英語で書かれていたりするので、英語ができないと苦労することになってしまうでしょう。とはいえ、ドキュメント類は翻訳アプリを使えばどうとでもなるので個人的にはそこまで悲観するポイントではないと思ってます。
その【2】お偉いさんのスピーチ時
アクセンチュアでは入社時をはじめ、お偉いさんからのメッセージを受け取る場面があるのですが、英語（リスニング）ができないと優しそうなお爺様の英語を雰囲気だけで感じとる羽目になってしまいます。「あー、英語ができたらな」ときっと思うことでしょう…。
その【3】昇進するタイミング
一番重要なのが、アクセンチュアでは昇進にTOEICの点数が必要という点でしょう。マネージャに昇進するにはTOEIC650点以上という条件が組み込まれてます。その後、役職が上がるに従ってTOEIC750点以上が必要になってきます。
一部テクノロジーに明るい人は特例で免除という組織もありましたが、基本的には皆TOEICの点数を昇進するまでには取っておく必要があるので予め把握しておきましょう。
アクセンチュアでは主に昇進のタイミングでTOEICの点数（英語力）が必要となる。他にもeラーニングや外国人のスピーチを聞く際に英語ができないと残念な気持ちになってしまう恐れがある。
アクセンチュアは英語の学習サポートが充実している
アクセンチュアに入社時点で英語ができなくても問題ないとここまでお伝えしてきました。それは英語の学習環境が非常に充実していることから、入社後の学習で英語力をUPさせることができるという会社側の自信の表れとも言えるでしょう。
実際にアクセンチュアでは以下のような英語の学習をサポートする制度があるため、英語ができない人も入社後に頑張れば大丈夫です。
- 無料のオンライン学習サービス
- 海外の社員と定期的にオンライン英会話
- 無料で社内TOEICを受験することができる
社内制度その【1】無料のオンライン学習サービス
アクセンチュアでは完全無料で英語を学習できるサービスを提供しております。有料級のサービスを無料で利用することができるので、TOEICの点数が足りない人は大抵この学習サービスを使って英語の学習を頑張っていた印象です。
社内制度その【2】海外の社員と定期的にオンライン英会話
また、アクセンチュアでは「Language Buddy Program」と呼ばれる海外オフィスの社員と週１回テレビ電話で会話する社内プログラムが提供されております。そのため、座学だけでなく、海外の社員と英語で会話する中で英会話力も身につけることができるはずです。
社内制度その【3】無料で社内TOEICを受験できる
それに加えて、アクセンチュア社員であれば毎月行われている社内TOEICを無料で受験することができます。この制度のおかげでお金をかけずに昇進の条件となるTOEICの点数を獲得するための試験に何度もトライすることができるのです。実際に数多くの社員がこの制度を利用してTOEICの試験を受けてます。
アクセンチュアでは英語の学習サポートが充実している。e-learningをはじめ、海外の社員と繋がれるバディ制度やTOEICの無料受験などを駆使すれば自ずと英語力が身についていくはず。
アクセンチュアに転職するには？具体的なステップ
ここまでの話を踏まえてアクセンチュアに転職したいと思ってくれた方向けに入社までの具体的なステップをご紹介したいと思います。結論、以下の流れで転職活動を進めれば失敗のリスクを大幅に抑えることができるはずです。
- 自己分析を行い己を理解する
- アクセンチュアの企業研究を行う
- 転職エージェントに登録する
- アクセンチュアの面接対策を行う
- アクセンチュアに応募する
各プロセスにおいて具体的に何をすべきか・どのサイトに登録すべきかといった詳細については上の記事で解説しているので、気になる方は併せて記事をご覧ください。なお、プロセスの中でも転職エージェント選びが転職の成功可否に最も直結します。アクセンチュアへの転職を考えている人は以下の転職エージェントに登録しておくことを強くお勧めします。
【公式HP】https://my-vision.co.jp/
- アクセンチュアやBIG4などのコンサル業界への転職に強い
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まとめ：アクセンチュアに入社する時点では英語ができなくても問題ないが昇進するのにTOEICの点数が必要
ここまでアクセンチュアにおける英語力の必要性について元社員目線でお伝えしてきました。最後に本記事の要約を以下に掲載しておきます。本記事が英語ができなくて困っているアクセンチュア入社希望者のお役に少しでも立てたのなら幸いです。
- アクセンチュアは入社時点でTOEICの提出が不要であることと、日本企業向けのプロジェクトが多くの割合を占めることから、転職や新卒入社時に英語ができなくても問題ない。
- アクセンチュアでは主に昇進のタイミングでTOEICの点数（英語力）が必要となる。
- アクセンチュアでは英語の学習サポートが充実している。e-learningをはじめ、海外の社員と繋がれるバディ制度やTOEICの無料受験などを駆使すれば自ずと英語力が身についていくはず。
